強迫と抜毛の日々?

強迫性障害や抜毛症をほぼ自分なりに克服した方法などを綴ったブログです。

強迫性障害が治って来ると考え方が変わってくる。

強迫性障害が良くなってくると、段階的に考え方が変わってくる気がします。

 

調子が悪いときは、昼夜問わず常に何かしら気になる事が頭にこびりつき、頭から離れなくなります。

それは夜、眠る直前まで続き、起きた瞬間に直前の不安が蘇るのです。

結局寝た感じがせず、目を瞑っただけのような感じで疲れが全く取れなかったのです。

不安に思っている事より大きな不安に出会うとそちらに移行し、それが続いていきました。

しかし、良くなってくると前述したとおり、少しずつ変わっていく事を体験する事ができました。

 

 

考え方の変化

  1. 常に不安や気になる事柄が頭から離れない。
  2. 症状が消えると次まで少し時間が空く。
  3. 強迫行為が2回ぐらいで収まる
  4. 気になる事柄が思い浮かんでも、他の事を考えた瞬間忘れる事ができる。
  5. 一度確認して納得し、忘れる事ができる。


このような段階で、変化が起きてきました。

 

1、の場合

文字通り、常に強迫観念に襲われ頭の中が不安や気になる事で一杯になっている状態です。何かをするに付けても中々必要な事だけに集中するのが難しい状態です。
必要な事と観念を両方考えながらの状態なので、頭が非常に疲れる感じがします。

 

常にストレスが掛かっているので、すべての事が不安になり、いちいち気になり確認が必要になってきますね。

非常に辛く、何をするにしても嫌なイメージが浮かび、気になる場所を避けるようになります。

 

2、の場合

強迫観念は変わらず起き、収まるまでは時間が掛かりますが、その後に少し余裕が出来、楽な時間が出来てきます。
ただ、急に過去の事を思い出したり、何か強い心配事がでると強迫観念に悩まされます。

もう一度思い出し、再確認する癖もあるので、割とすぐに不安は戻ってしまう印象です。

 

3、の場合

強迫行為が必要な時でも、数回で収まるようになります。
すぐに納得できるようになるので次の動作に移りやすくなります。普段なら、どんどん不安や気になる感じが増幅されるのですが、非常に消えやすくなっている感じです。

割と確認したことが頭に入ってくる感じがして、考えを飲み込めるようになる感じです。

 

4、の場合

急に思い浮かべた事や身になる出来事が出てきた場合、一瞬気になりますが、他の事を考える余裕があり、その間に不安要素を忘れてしまい、さらに思い出さなくても良い状態になります。
イメージ的には、脳が余計な事は忘れてしまって良いといっているような感じでしょうか?

当初は気にしないのですが、何度か繰り返し意識するようになると、あまりに自然に忘れる事が出来るので、とても不思議な感じがします。

 

5、の場合

特に気にせず、普通に確認して納得でき記憶に残るので問題が無くなります。
苦手な場所や、予期不安が出る場所でも一度の確認で納得できるようになります。
さらに良くなると、予期不安なども忘れてしまいます。

驚くほど気にならなくなり、いつから良くなったのかすら分からないぐらいです。

 

感想

良くなってくると明らかに変化が出てきますので、実感はわいてきます。しかし、実感を感じないほど自然になるとこまでいくとさらに良い状態だと思います。

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