強迫性障害と太陽の関係を考える。
強迫性障害の強迫観念が強くなる時期として、冬季が考えられます。
春から夏場に調子が良くても、秋頃から冬の2月から3月に症状が出てしまう、自分は過去に何度も経験しました。
では、何故冬の方が調子が悪くなるのか?どんな事が原因になっているのかを自分なりに考えてみました。
日照時間が短いから?
一般的に、冬のうつや精神的な落ち込みなどは、太陽に関係しているといわれます。
いわゆる日照時間が短いからと言うのが見解として多い訳です。
確かに、夏場より曇りが多く、雨も降っている事がしばしば。
気分もどんよりとして落ち込みがちなんですね。
明るさでは十分に思えるが?
まず、セロトニン神経を活性化させるには早朝の太陽の光を感じる事が大事です。
網膜に光を感じる事により、夜に分泌されていたメラトニンが無くなり、セロトニンが分泌されます。
部屋の明かりでは、かなり明るいように感じますが全然明るさが足りません。曇りでも明るさでは十分なので、太陽を浴びるほうが良い。
だとするならば、光によるセロトニンの活性は、日照時間が短かったり、曇りが多かったりしても十分なような気がすると思えます。
時間的にも30分ぐらいが適当と言われる事からしても、足りていると思えます。
紫外線からのビタミンD
もう一つ、太陽から受ける精神的に良い部分は、紫外線を肌に受ける事によって作られるビタミンDです。
このビタミンDは精神的にも必要なようで、セロトニンやオキシトシンの活性化などにも関係しているとの事。
紫外線の場合、日が出ていないと弱くなるだろうし、冬場はかなり厚着をするので、肌に紫外線も届きにくい。
当然寒いので、外に出る回数も減ってくる訳です。
さらに言えば、ストレスが溜まり易い人の場合、コルチゾールで筋肉が減りやすいので、体が温かくなり難い。よってかなり寒く感じるのです。
上記の理由を考えると、冬場の調子の悪さは、ビタミンDが足りないせいも関係していると考えられる訳です。
まとめ
日照時間は、明るさとビタミンDに関係している。
脂溶性の為摂り過ぎは良くないとされるが、近年はビタミンD不足も多いらしい。
太陽を浴びる事が難しい場合、食べ物などで補給してみると、冬場の調子の悪さが改善に向かうかも知れません。
もちろん他の要因も対処をしながらと言う事が前提だと思います。
イメージ的に
- 強迫性障害になる前はビタミンDが足りているが、その他の要因があった。
- 長く時間が経つにつれ、要因もあるし、ビタミンDも減ってしまった。
というような、二次的な要因が沢山重なってしまう為治り難くなっているのでは?というのも考えています
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