抜毛症や強迫性障害とタンパク質の関係
食事は強迫性障害を改善させるには非常に大事で、血糖値を保つ事も含め欠かす事はできません。
ビタミンやミネラルなど大切な栄養素が色々ありますが、その中でも大事なのはやっぱりタンパク質でしょうね。
筋肉を付けるだけでなく、体や脳の中の物質、神経伝達物質などもアミノ酸から作られる訳です。
ですから、ストレスが多い方や、精神的な疾患になった場合は、少し多めに摂取すると良いと思います。
セロトニンを作る
強迫性障害だけでなく、精神疾患の場合に関係が深いとされているのがセロトニンです。
必要になってくるタンパク質が必須アミノ酸の中の「トリプトファン」です。
動物性タンパク質の中にも沢山含まれていますが、植物性のタンパク質の方が吸収が良いとされています。
- 味噌
- 納豆
- 豆腐
- 油揚げ
などなど、身近な食品で摂れますので積極的に食べていくのが良いですよね。
個人的には味噌汁がおすすめ！
簡単に飲めるし、コストパフォーマンス的にも優れていますし、色々な食事に合うのも魅力的です。
分子モータータンパク質
セロトニンを増やすにはトリプトファンが必要ですが、それだけでは精神疾患には足りないと言われています。セロトニンを上手に動かしてあげる為の「分子モータータンパク質」という物質が重要との事。
やはりタンパク質を十分に摂取する事により補充できるのでは？と思っています。
確かにセロトニンだけに重点を置いたのでは回復が思わしくない場合があるのは納得です。
これが必要というならば、投薬などでセロトニンを留まらせていてもあまり効果が無い方がいても不思議では無いと思います。
セロトニントランスポーター
強迫性障害ではこのタンパク質が少ないと言われています。
これを増やすためには太陽を浴びるなど、セロトニン神経を活性化させてあげる事が大事ですが、やはり元になる物質が重要。
このセロトニントランスポーターもタンパク質と言われていますので、おそらくアミノ酸を摂取する事が大事なのでは無いでしょうか？
これを増やして、再吸収を促す事によりセロトニンをどんどん溜める事ができるので、これもかなり重要と思われます。
オキシトシン
愛情ホルモンと言われており、9つのアミノ酸からできるペプチドホルモン。
ストレスから守ってくれるホルモンで、セロトニントランスポーターも保護してくれると言われています。
さらにはセロトニン自体も活性化してくれるので増やしていくのは大事です。
感想
以上、タンパク質を摂取する事でセロトニンだけでなく、動きも良くする為の物質を増やせるという話でした。
現代人はタンパク質が足りていないと言われてますので、多めに摂る事を心がけたいところです。
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